オーイエー防衛部

防衛部11話について語るためだけに作られたブログ

防衛部OVAを見て~卒業なんて信じない~

防衛部OVAを見てきました。 

【全体的な感想】

 

30分くらいは今までのダイジェストや各キャラの活躍場面をキャラソンと一緒にひたすら流し続ける感じだった。一番最初に推しのキャラソンと推しの名場面がでかいスクリーンにドドーン!!!と写し出されたときは嬉しくて嬉しくて心臓止まるかと思ったけれど正直煙ちゃんあたりで飽きた。 
他のフォロワーさんが応援上映の為にあるんじゃないかって言うのを見てそう言われりゃ確かになと。応援上映だったら軽いライブ気分も味わえるもんね。それなら煙ちゃんのキャラソンなんて合いの手たくさん入れられるしめっちゃ盛り上がるだろうな。 
最近ニコ動が流してた一挙放送とか見てない人にはこれからの防衛部を振り返るって意味でもいいのではと。一期最終回のダークオーアイトとか推しの若手の役目パンチ見て泣きそうになった。そっか...もうあれから二年半くらい経つんだもんね...そっか...。 

「卒業」がメインの今作だけどわたしの予想以上にあんまりしんみりしない感じで終わってました。

もっと後輩たちが先輩やだやだ卒業しちゃやだ;;;;;やってくれると思ったんだけど良くも悪くも結構ドライ。

有基ちゃんだけか?先輩たちの卒業が嫌!ってはっきり明言してたの。

イオもリュウ下呂阿古哉もあんまり先輩が卒業するの嫌がってるしんみりとした感じはしなかったので「防衛部は有基が主人公」ということを念頭に観るのが大切だと思った。(当たり前) 
でも怪人を倒したあとしっかり煙ちゃんと熱史が後輩たちにエール贈るシーンもあったしよかったのかな~...。


【細かい感想・推しが可愛い感想】


下呂阿古哉が可愛い 


・ザッキャラの新規絵見たときにも思ったけど下呂阿古哉は段々「生徒会の下呂阿古哉」から「二年生の下呂阿古哉」になってきたね...今回は生徒会ってよりは二年組って感じが強かったかも。なんにせよ軽口叩き合える友達が出来てよかったね下呂阿古哉...。 

・あと有馬燻の一人称問題。これは片を付けましょうや????コミックと一期大部分では「僕」なのに二期とOVAでは「俺」...そこはしっかりしてくれ頼むから...大切なとこだろうがよ... 

・熱史の「放っておいてあげようよ」にすごくなにか言いたげな錦史郎...わかる...鬼怒川熱史頼む成長をしてくれ...お前と錦ちゃんのなかがこじれたのはお前が錦ちゃんのことを今回の有基みたいに軽く放って置いたのにも原因があるんだぞ...マジでWhy so Cool... 

・前は別府のこと生徒会の出番取りやがって...って目でイライラしながらみてたんだけど(別府ファンのひとごめんなさい)でも今回は生徒会の出番も二期に比べればたくさんあったのであんまりイライラしないで見れた。むしろこんな別府って可愛かったっけ状態。こんなに可愛かった?

別府と私の因縁についてはこちら推しキャラが帰国した話(防衛部11話感想) - オーイエー防衛部


・敵怪人の声が石田さんだったのが個人的にとてもうれしかった。石田さんで終わり石田さんで終わる...綺麗じゃありませんか...信じたくねえこれで終わりだなんて...防衛部これで終わるの?無理...しんどい...2015年3月下旬みたいな思いをしている...。 

下呂阿古哉が可愛い 

・錦ちゃんのしゃべり方があっちゃん相手だとちょっと優しくなるの可愛い 

・生徒会とズンダー様の初対面エピが少し見れて嬉しかった。今回のズンダー様とダダチャかなり可愛かった。 

・冒頭のバレーボールのやり取り、確か熱史のミスで終わったと思う。熱史でも動揺するんだなあと。

・有基ちゃん回想エピを振ってくれる下呂阿古哉。優しい。先輩になったね。 

・それぞれ変身シーンと戦闘シーンがあったのはかなりかなりかなり嬉しかった。

生徒会がめちゃくちゃかっこよく闘ってたので生徒会の人間は絶対見るべき。多分二期よりもこのOVAのが出番多いのでは?耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶんできた生徒会の人間に対してのご褒美。ありがとう。生徒会がいっぱいありがとう。 

・あの有基ちゃんが怪人に同調してしまったのは有基ちゃん自身もショックだったと思う。有基ちゃんラブアウトからの先輩たち全員ラブアウト、からの浄化は感動した。先輩たちが有基ちゃんを身を盾にして守ってたのもしっかり先輩と後輩の絆はあるんだと感じられたと思う。 

・でも二年と三年の間の絆的な絡みがなかったのがちょっと残念。二年だって絶対先輩たちの卒業悲しんでるはずなのにな~~。 

・最後のウォンさんとのさよならの流れは唐突過ぎて驚いた。私が空気読めないだけか?煙ちゃん熱史ともさよならでウォンさんともさよならって有基ちゃんのメンタル大丈夫かこれ?綺麗に終わってたけど後々を考えると怖い。 

・ウォンさんとの別れ→エンディングの後にちょっとした後日談というかオチがあると思ってたのになにも無く終わったのにも驚いた。えっそこはなんか入れるとこでは...?一般人の私が言うのもあれだけど。 

・先輩たちの進路とかその後の後輩たちとか気になりすぎるので続編お願いします。ピクチャーアニメでも文字媒体でもドラマCDでもなんでもいいのでお願いします。お願いします。

 

・メスゴリラ(この呼び方あんまりしたくない)のみんな続編ほしいなら円盤買おうね、とにかく買おうね、愛(制作費)が集まれば奇跡は起こるんです!

 

 

 

 

 

 

 

【ざっくりとした腐的な感想・妄想・地雷ある人気を付けてください】








・いぶあこは新婚 

・いおりゅがいおりゅしてる。ノルマでもあるのか?良いいおりゅでした。 

・感想でもなんでもないんだけど煙ちゃんと熱史が二人で錦史郎を愛せばよくない...?煙ちゃんと熱史は既に愛し合っているんだから三人でカップルだよここは...ウンウン三人とも互いが互いのこと愛してるんだからいいんじゃない?煙草はあれじゃん、一期7話を忘れたとは言わせない。 

・いぶあこが新婚 

下呂阿古哉ダイジェストがほぼいぶあこなので最高。 

・ここ近年稀に見るいぶあこの民へのご褒美。ありがたやありがたや。

私と美男高校地球防衛部LOVE!

 

はじめに

 

ハーイまたタイトルだけでクッッッッソ痛いブログを書いてしまいました。

防衛部もいよいよ最終回ということで感傷に浸ってるんですかね。すみません。

 

タイトルに私と、とついてるのでこの記事は私と防衛部というアニメについてとりあえず思ったことをだらだらと書き綴っていくものになります。私と防衛部の愛のメモリーズみたいな感じですかね。要は。気持ち悪。

前回は感想という、一応しっかりとしたテーマが決まっていたので何とかぽくはなったのですが、今回はそれすらもなく本気で愛のメモリーズです。私と防衛部が歩んできた道です。ここまで見ていただけたら分かる通りぶっちゃけ前回よりも酷いです。

ていうかそもそも防衛部とはなんぞや?という方は私の前回のブログ(推しキャラが帰国した話(防衛部11話感想) - オーイエー防衛部)を読んでください。そんな感じです。あと一期一話のリンクも置いておきます。

美男高校地球防衛部LOVE! 第1話「愛という名のもとに」 - niconico

 

出会い

 

それでは愛のメモリーズということで、オーソドックスに私と防衛部の出会いから書きたいと思います。

私が防衛部に出会ったのは2014年の12月30日だかそれくらいの年末のことでした。大掃除で家の風呂掃除をしつつ、適度に手を抜きスマホを弄りTwitterをしていたところ、当時のTwitterアプリに存在していた機能「見つける」になにやら気になるアフィブログのタイトルが目に入ってきたのです。

 

 

アフィブロ死ぬほど嫌いなんですけどタイトルとあとこのふりっふりのビジュアルがすっごい気になったんで見てみたんですよ。リンクをクリックして。ホモキュアって何だよと。そういえば私はその頃弱ペダの腐女子で丁度コミックスを全巻買え揃えたところでした。

 

リンク先で見たのはホモキュアでした。いやホモキュアってなんか馬鹿にしたような言い方なんでしょうけどこの頃の私は別に防衛部とそれはそれは長いお付き合いになるとか思ってませんから。普通にホモキュアって呼んでました。やべえアニメ始まるwwwあははwwww見ようwwwくらいの気持ちでした。半年に一回ジャンル変わるような腐女子でしたからね。ジャンルビッチ?節操がないのなんの。

 

さてこのホモキュア、まず目に飛び込んでくるビジュアルは勿論この防衛部の五人ですよね。お馴染みの有基、煙ちゃん、熱史、イオ、リュウ...。ちなみに私は直感でこりゃ煙ちゃんを推すことになるだろうなーと思っていました。主人公タイプよりも冷静な青の方がタイプなのです。セラムンでもまことちゃんとウラネプ好きだったしプリキュアだってサンシャインとかマーチが嫁だったし...あれ?全然青好きになってないな?まあ多分青推しになるんだろきっと。

 

そしてまあ、アフィブロだからまとめられた2ちゃんねるの意見を読みます。「腐女子ですら困惑しそう」「どこの層に向けてんだ」「こんなの好きになるやつの脳が可哀想」「キモすぎる」など散々な意見が大半でした。そりゃそうだよな。腐女子ですらちょっと困惑したし腐女子嫌ってるオタクからすりゃ嫌悪しかないだろうよ。(その作品がそこそこ人気出て二期までやっちゃうなんてこの人たち思いもしなかったんだろうな)

 

アフィにどうせ金やるならとりあえず記事を舐め回すように見とこうとじっくり記事を読み込み、次に私は公式サイトを開きました。へー年明けからやるんだ。まあまずはキャラ紹介を読もう。

左端からポチポチとタップしていきます。風呂の大掃除してたことなんてとっくに忘れてます。

箱根有基...あっ推しになりそうな青...由布院煙...鬼怒川熱史...てかこれみんな温泉の名前?鳴子硫黄...蔵王立...増田かよ...テニミュで別れを告げた筈なのにここで再会か...。

ウォンバット...コアラ?草津錦史郎...有馬燻...敵の衣装かっこいいな。そして次の瞬間、私は運命の出会いをします。

 

下呂阿古哉。

 

天使のような外見で、天使のように高潔。が、コケにされるとキレキャラに。なんだか蔵王が気にくわない様子。花咲ける真珠のシュヴァリエ ペルライトに変身。

 

は?男?下呂?名字めちゃくちゃ可哀想。それよりなに?長髪ピンク?女の子?かわいい枠?え~~~~?!なにそれ好み!!!私絶対この子推す!!!推し続ける!!!!!!!かわいい!!!あこやちゃん!かわいい!!

 

元来男の娘や髪の長い男性キャラクターが好きな私は一瞬で下呂阿古哉にオちます。当時は下呂阿古哉のことをあこやちゃんと呼んでいました。今では気恥ずかしくて無理です。しかも下呂阿古哉の最大の特徴であるナルシストなんてどこにも書いていないので君と僕。春ちゃんみたいなゆるふわおっとりキャラでキレキャラとのギャップが激しかったりするのかな~~と今の下呂阿古哉とは180°違った性格の下呂阿古哉像を勝手にイメージして可愛い可愛い騒いでいたのです。ていうかこの記事書いてるときに下呂阿古哉が公式から天使って言われてるの改めて見て下呂阿古哉はすごいんや...ってなりました。

 

そしてトップページに戻るとなんと、推しキャラになりそうなあこやちゃんの所属する征服部?のWeb漫画が無料で読めると!なんだそれ神様か?いやでも読めます!とか言ってもまず大元のストーリーがまっっっったく分かりません。ストーリーが分からないのにサブストーリー読んでも余計訳がわからなくなるばかりです。

とりあえず私はその場は一旦防衛部のサイトを見ることを止め、カビキラー片手に大掃除に奮闘するのでした。

 

 

 

サンキュー無意識の私

 

 

さて年も明け2015年1月、私はホモキュアのことなんざすっかり忘れていました。手嶋純太と青八木一の未来を妄想するのに忙しかったのです。

あっホモキュア見てないじゃん!と気がついた時には、防衛部が1話放送を終えた日の夕方になっていました。

マジかよ!えっ!寝てる間にあんなヤバめなアニメやってたの?!!?!えっ!!!なんだよそれ!次はいつ見れるんだよホモキュア1話!畜生!

私は悔しさで一杯になりながら防衛部公式ホームページを開きました。オンエア情報を見ていきます。えーっと愛知...は普通に無理だし終わってるし大阪?も無理に決まってるだろここ北関東!!!AT-Xは契約してないし第一ここまで待つならニコ生見た方がいいじゃん!

さてそのニコ生ですが放送は土曜日!まだ先じゃん...えっ...じゃあ私ニコ生までずっとこれ見られないの...?ホモキュアを悶々と考えながら過ごすの...?なにそれ...は...。

失意の私はテレビのHDDを漁り始めました。

もしかしたら過去の私が録画をしてくれているかもしれないからです。ちなみに私は防衛部を録画した記憶は一切ありません。一切ないのにHDDを漁っているのです。馬鹿?

まあどうせ都合よく録画なんてしてあるわけがないんだな~これが。まず記憶ないし。これで録画してあったら記憶障害だよ病院病院......。

 

 

あった

 

 

 

あったんですよ。

美男高校地球防衛部LOVE!」と書かれたタイトルが忍たま乱太郎の下に録画されてました。本当です。ここでタイトルに繋がるわけです。サンキュー無意識の私。普通に考えりゃホラーな話ですがグッジョブ私!お前は最高だ!と過去の私を誉めちぎり、防衛部1話を視聴することにしました。

 

 

 

防衛部1話を見て

 

?????????

なんだかよく分からなかった。いや分かるけど脳が考えることを拒否している。銭湯入ってる青の子の声めちゃくちゃ杉田だったけどあれ杉田?と思ってキャストを見ると全く知らない若手声優の文字。誰だ。ていうか増田以外全然知らなかった。主人公の声あれ男?おばちゃんの新人声優かと思った(すみません)ていうかなに?愛?バトルなんちゃら?プリキュア?裸????????すごい面白かったし爆笑したんだけど恥ずかしかった!!あこやちゃんは喋ってなかった!でもストーリーは把握できたしWeb漫画見てみるか!あこやちゃんどんな子なんだろ~。

 

読みました。

 

なんだこのクソナルシストは

 

でも下呂阿古哉のことを好きな気持ちは全く変わりませんでした。むしろ可愛い。自分では全然そんなことないと思っているのですが、私はどうやらナルシストキャラをになる傾向があるようです。黄瀬涼太然り、東堂尽八然り、平滝夜叉丸然り、亜風炉照美然り、鳴上嵐然り、ドラコ・マルフォイ然り......。

改めて羅列すると好きなキャラナルシストばっかじゃんどうなってんだ?

 

そんなわけで私は下呂阿古哉を推し、このアニメを最後まで見届けようと誓ったのでした。(ここから二期まで色々割愛します。書くのが面倒になったとかじゃないです)

 

 

 

二期、そして最終回

 

夏の防衛部二期発表から約一年が経ち、ついに二期がやってきました。推しの下呂阿古哉は会長と有馬さんと三人仲良く留学してしまい、前回の11話で防衛部のピンチに駆け付けてきてくれました。

そこらへんは前回の記事を読んでください。またかよ。

そして最終回です。ついに防衛部二期最終回です。終わりです。悲しい。

こんなに一つの作品にのめり込んで一生懸命になったのは防衛部が初めてなので本当に本当に悲しいし、寂しいです。正直、最終回がとても見たい気持ちと、最終回の放送時間がずっと来なければいいのにという気持ちがせめぎあっています。

きっと、本当になんとなくの勘なんですけれど、防衛部はもう三期を作らないと思います。なぜなら、作中では三年生が卒業してしまう時期だからです。

以前ちらっと「防衛部しれっと三期始まるのも嬉しい」とツイートしましたが、改めて考えてみると現実的にはやらない可能性の方が大いにあります。

 

 

私はこれからも生徒会と防衛部の子たちの日常やぐだぐだとした会話をいつまでも見ていきたいのですが、物語には終わりが付き物です。先日あの有名な「こち亀」も最終回になってしまいましたしね。下呂阿古哉が少しずつ防衛部の二年生と歩み寄ってくストーリーとか未だにめちゃくちゃ見たいし三年生が四人で穏やかに話してるのを見てみたいです。有基と生徒会の絡みも見たい。まだ見たいものだらけです。ずっと防衛部というアニメを見続けたい。でもずっとなんて無理な話ですよね。今私にできることはギャーギャー喚かず静かに公式を、防衛部最終回を待つのみなんですよね。

 

すごく湿っぽくなってしまいました。防衛部最終回ほんと気になりすぎて頭おかしくなりそうだしまだ終わらないでほしいし...爆発しそう...。

 

なんにせよ「いいアニメだった」「いい最終回だった」と笑って言えるような最終回がいいなあと思います。別府は、生徒会は、防衛部はどうなるのでしょうか。

余談ですが防衛部一期の最終回はめちゃくちゃ泣きました。「こういうのは一番若手の仕事でしょ?」のあのシーンです。下呂阿古哉お前...利害の一致で活動してた筈じゃなかったの...?ちゃんとこの組織に愛着持ってたんだね...。会長と有馬さんの手を汚さず自らの手を使って城崎ちゃんをぶん殴るところです。あれヤバくないですか...だって自分大好きな下呂阿古哉が他人の為に人を殴ってんですよ...は...素晴らしい...。

 

また話が逸れてしまいましたが、以上の文を読んで頂けるとわかる通り、私は防衛部というアニメとそれに出てくるキャラクターたち、そして下呂阿古哉が大好きです。

繰り返しになってしまいますが今晩の防衛部最終回は、笑って「ありがとう」と言える話なら最高だと思います。

 

先日の感想文よりも酷いことになっていますが、ここまで長々と読んで頂きありがとうございました。

 

 

最終回は今日!!!!!!!!!!

 

 

推しキャラが帰国した話(防衛部11話感想)

 はじめに

 

 防衛部11話を見終え9時間(全文書き終ったときには15時間)が経ち、それでもツイートし足りない、感想が言い足りないが為にはてなブログを始めました。簡単に言うと防衛部二期11話の感想が言いたいが為にはてなブログのIDを取得しました。

 まず、本当に突然ですが、推しキャラが日本に帰国してきました。

 私の推しキャラ、下呂阿古哉がついに、ついに、日本に帰ってきたのです。

 防衛部2期の始まり、第1話目から唐突に留学してしまった下呂阿古哉と同じ生徒会に所属する草津錦史郎と有馬燻、彼らがようやく帰ってきたのです。

 

 

 

 

防衛部とは

 

まず防衛部をよく知らない方の為に軽く説明をします。(防衛部よく知らない人がこの文章読むか知らんけど)

防衛部、正式タイトル「美男高校地球防衛部LOVE!」とは、2015年1月から3月にかけてテレビ東京で放映された深夜アニメです。2016年7月7日からは二期が放映されています。現在11話、あと1話を残すばかりとなってしまいました。

 監督の高松監督(銀魂のあの方です)が、最近男が泳ぐアニメが人気らしいから、毎週裸で風呂に入らせれば人気が出るんじゃないか、と思い立って作られたのがこのアニメです。

 

コンセプトが裸で風呂なので、キャラ達は毎週裸になります。主人公の実家である銭湯に入り、尻をバンバン見せてきます。銭湯に入らない回でも安心してください、彼らは脱ぎます。全裸です。なぜなら彼らはひょんなことから変身ヒーローとして地球を守ることになってしまうからです。昔からのお約束に従い、変身する際は素っ裸です。初っぱなはキラキラのエフェクトと相まって常に視覚に暴力を振るわれている感覚に陥りますが3話目で慣れてきます。

  

そしてもうひとつの防衛部の特徴として、男しか出てこないアニメだと言うことが挙げられるでしょう。

 

防衛部の登場人物は全て男、出てくる声優も全て男、毎週のゲストキャラクターも男(そして声優がやたらと豪華)、背景のモブキャラも全員男、キャラの幼少時代に至っては女性声優を使いたくがないために子役(勿論男)を引っ張ってきたり、男性声優にキーの高い声を出させたりする、そんな男だらけのアニメです。男オンリー、私のような腐女子にとってはまあ夢のような世界なわけです。

 

じゃあどんなジャンルなの?と聞かれますと、変身モノと学園モノとギャグとコメディと少しのシリアスと大量のラブをひとつにまとめて仕上げに兄弟愛をパラパラと振りかけた感じでしょうか。

 

 おいバカわかんねーよ!なんなんだその頭の悪そうな説明は!と思った方は、ニコニコ動画で防衛部1期1話を視聴してみてください。とりあえず理解するより感じてください。飛び交う男子高校生の裸!女児向けアニメが如く降り注ぐハートのエフェクト!そして愛!そんな感じです。

とりあえず1話のリンクを貼っておきます。

 

美男高校地球防衛部LOVE! 第1話「愛という名のもとに」 - niconico

 

 

 

はい!さてざっくりでしたが防衛部というアニメについては分かって頂けたでしょうか?ストーリーが分からない?

とりあえず地球を守ることになってしまった男子高校生5人組「防衛部」が地球を制服しようとしている高校生3人組「征服部」と闘う、ということだけ頭に置いといてもらえれば何とかなります。分かっていなくても分かっているということで話を進めていきます。

ちなみに2期11話の感想文なので放映分のネタバレは全て含みます。

 

 

 

 

推しキャラ、帰国

ここでようやく本文に入ります。

 

そうです!推しキャラが!私の推しキャラが!下呂阿古哉が!そして征服部が!ついに!日本に帰ってきたのです!ホーリーエンジェル!イエーイ!

しかしその帰国にたどり着くまでがめちゃくちゃ長いです。文章書きなぐったら酷いことになりました。しかもタイトルでは推しが帰国!ということになっているのにこの文ではまだ帰国しません。訳が分からない。 

繰り返しになってしまいますが征服部(以降生徒会と呼びます)は、2期1話で3人揃って留学してしまいます。10月半ばに留学ってなんなんだ?内二人は受験生だろうに留学なんてしてる場合か?とは思っても口には出さないお約束です。

 

さて運命の防衛部2期1話の放送日、仮眠を取って臨んだ最初の話は先程も言った通り、生徒会が留学してしまうというものでした。

1話を見終わり、7月8日の私は「ま、まあ1期の敵なんだから飛ばされるのは分かってたよね~むしろ普通のアニメで1期の敵は2期になっちゃうと出てこなくなるのが普通だし~生徒会との別れに1話使ってくれたことが嬉しかった!スタッフありがとうみんな元気でね~!」なんて呑気に構えていました。

 

我ながらいい子ちゃん過ぎるツイートです。優等生か。

 

 

 

 

2期では仲良しな防衛部と生徒会がたくさん見られるって喜んでたのに...二年生同士の絡みとか期待してたのに...。

 

でも思ってたのとちょっと違ったけど2期やってくれて嬉しいし、ま~たまには顔も見せてくれるだろうな~、時間軸は10月半ば、受験生が二人もいるし1月には帰国かな~ このままずーっと最終回まで出てこないなんてそんなこと...。そんなこと...。

 

 ありました。

正確に言うと8話まではず~~~~~~っと生徒会の陰形すらありませんでした。クリスマス回である8話に入ってようやく熱史へのクリスマスカードとして彼らがサンタのコスプレをして笑ってる写真が出てくるまでは生徒会は一切その姿を表さなかったのです。キャラたちの会話では「生徒会」という単語が2回くらい出てきたような気がします。

 

もう8話で生徒会が静止画だけでも出てきたときの私のTLと言ったらそれはそれはお祭り騒ぎでした。リアタイしている何人かのフォロワー(生徒会推しが多いです)がありがたやありがたやと監督を拝むようなツイートをしていたのを覚えています。

 

 しかし8話でようやく留学後の生徒会の静止画が見られたとは言え、2話から7話まではずっと供給が無かったわけです。

 

 推しキャラの、公式からの、供給が、ない。クラスタ(クラスタという単語はあまり好まないのですが面倒なのでクラスタという単語を使っていきます)にとって防衛部に限らず公式から推しキャラの供給が途絶えてしまうことは即ち死、死を意味するのです。

 

 我々生徒会クラスタも例に漏れず謎の躁鬱状態になっている方をTLや検索で何人か見かけました。私自身も「丈夫な長い紐を持って樹海に行こう」「樹海オフしましょう練炭も一応持っていきましょう~!」とツイートするなど精神的にズタボロになっていきました。

 

 以下狂ってしまった自分のツイートです。

 

 

 

 

こんな感じのツイートをほぼ毎日のように繰り返していました。迷惑ですね。アニメが放映されていても推しキャラの供給が無くなると人はこういうことになってしまうのですね。恐ろしいことです。

 

 

また、生徒会が本編で供給できなかった間に、我々生徒会クラスタの命を繋いでいたと言っても過言ではないものがあります。

それは防衛部と大江戸温泉のコラボCMです。当初は防衛部とのコラボ期間中のみ流れると思われていましたがなんと現在でも元気に「大江戸温泉物語!」と放送されています。このコラボCMには生徒会も出演しているのです。しかも動きます。これは嬉しい。ずっとオープニングの右下を眺めていなくても生徒会が供給できるのです!しかも動く!錦史郎が!下呂阿古哉が!!有馬さんが!「大!江戸っ♡温泉!」と動くのです!!江戸にだけ♡ついてるのは察してくださいすみません。沸いてる沸いてる頭が沸いてる。

とにかくこのCMは我々生徒会クラスタの生命線でした。私は大江戸温泉のCMを「本編」と呼んでいました。失礼だ。本当に失礼だ。

 

 

さてそんな大江戸温泉のCMがあるとは言え、やはりいつまで経っても推しキャラの新たな供給がないのはキツいです。神経はもう擦りきれそうさ~セピア色が~白んでゆく~ なんて歌っている場合ではないところにまできてしまいました。

 

※ここからはアニメと特定のキャラに対して少し不快な表現も含みますので注意してください。特に別府推しの方、申し訳ありません。謎のポエム染みた文章になっています。

 

 

 

 

 

 

 

2期がつらい

 

しんどい。なんでだ。こんな辛い思いをしてまで防衛部を見ているのはなんでだ。円盤も買ったのに。2期が始まればまた下呂阿古哉と生徒会に毎週のように会えると思ったのに。だからクソ辛い実習に耐えてきたのに。去年2期の制作が発表されてからずっと心待ちにしていたのに。新キャラはよく分からない。周りの2期最高!面白い!新キャラかわいい!って言ってる空気にはなんか着いていけない。確かに面白い。けど全然楽しくない。これなら1期の方がずっとよかった。いつも楽しかった。私の推しキャラは?下呂阿古哉は?生徒会は?錦史郎は?有馬さんは?

 

5、6、7話あたりはずっとこんな感じのことを考えていました。特に別府兄弟に対しては、半ば恨みのような感情さえ抱いていました。ごめんね。全然別府は悪くないのにね。

 

 あーあ。これなら1期放送してたときに戻りたい。毎週生徒会を見られたときに戻りたい。生徒会が出てこない防衛部なんて...。

 

私はここまで考えて、とあることに気がつきました。

私はいつのまにか「防衛部というアニメが好きだから防衛部というアニメを見る」のではなく「防衛部に出てくる推しキャラの為に防衛部というアニメを見ていた」のです。

愕然としました。防衛部という「アニメ」が大好きだった筈なのに、いつのまにか自分の大好きなキャラが中心になってしまい、アニメやストーリーはほんのおまけのような扱いになってしまっていたのです。

 

このことに気がついたのは、8話放送の次の日でした。

昨日の8話はすごく楽しかったな。生徒会も出てきたし。どうしてだろう?と考えて、静止画だけれども生徒会が出てきたからという結論に至った為です。

そのときのツイートです。

 

 

 

 

こんなんじゃ防衛部を心から大好きだなんて言えない。どうしよう。どうすればいいんだ。

とりあえず、録画してある2期を1話から8話までずっと見ていくことにしました。以前よりもストーリーははっきりと頭に入ったものの、やっぱりなんとなくモヤモヤは残ったままでした。

そして、9話、10話と進んでいく中で別府兄弟の過去や強羅あんちゃんへ憧れるきっかけとなったエピソードが次々と明らかになっていきます。ちなみに10話ではウォンさん作画の生徒会(カエルラアダマス)を見ることができました。オーアイトの身長だけ極端に小さくて笑いました。

 

そして今回の11話では、別府兄弟がマキシマムゴーラのことでクラスメイトと言い争いになり、虐められていたということが分かりました。

 

ええ...そうだったんだ...そりゃ愛が歪むわけだよ...別府にもそんなことがあったんだなるほどなあ...。いじめはよくないよ可哀想に...。

ここで私ははたと気がつくわけです。

あれ?これまでこんなストーリー染み込んできたっけか?

 

少なくとも8話までの私はストーリーなんぞ二の次でキャラがどんなことやってんのか、推しキャラが出ているのか、それくらいにしか興味が湧かなかったはずです。しかし、別に推しキャラでもなんでもない、ぶっちゃけちょっと生徒会の出番を取られたようで気に食わなかった別府のストーリーに、引き込まれていたのです。

今回の11話では生徒会がようやく再登場するのですが、私が別府のストーリーに引き込まれたと感じたこの時点では、まだ出てきていません。

放送直前に監督が生徒会が出るような意味深のツイートしてたし、それでなんか必死になって視聴してみて引き込まれたように感じただけなのでは?

 

そうかもしれません。しかし私は、確かに「引き込まれた」と感じてしまったのです。美談というか綺麗に纏めたというか、感情論になってしまいますが、私はまた防衛部というアニメを純粋に楽しむことができたのです。

 

 

 

 

1話以来の動く生徒会

 

よかったと一安心するのはまだ早い。そして流れる1期何度も何度も聴いた例のあの優雅なBGM...うそだろ、マジでか。

 

「テレレレレテンテケテケン...♪」

 

そうです、これは生徒会が登場するときにいつも流れてるBGMです。そしてまあまあ出てきた出てきた1話以来心待ちにしていた動く生徒会!供給!なんか可愛い制服着てる!リボン!そして有馬さんの一人称は俺でいいのか?!僕じゃなかったっけか!!!3人とも元気そう!!シェークスピア?!頭よさそう!錦史郎の体育座り可愛い!そして下呂阿古哉!!!!!お前...お前は...下呂阿古哉.........。

久しぶりの動く生徒会は元々酷かった日本語が更にぶっ壊れるほどの衝撃でした。最の高。サイコーオブサイコー。幸せの極み。そして有馬さんの一人称は俺でいいのか。

久しぶりの動く生徒会は本当に最高でした。よかった。防衛部見るのやめなくてよかった。ずっと信じててよかった。生徒会ありがとう。ずっと大好きだよ...。

 

 そして生徒会から場面は変わり先程の別府のシーンへ。いや~歪んでる。とにかく愛が歪んでる。怖い。しかも仲違い始めちゃったし。どうなるんだこれ...?とそわそわし始めたところで防衛部!かっこいい有基ちゃんかっこいい!有基ちゃんじゃないこれはもう有基さんだ。かっこいい!とにかく有基が!!かっこいい!あんちゃんはヒロイン。

個人的には走りながらの変身がドツボでした。

 

そしてBLと女体化は違うとの一言。いやそうだけどえっリュウちゃえっ純情な男子高校生がBLなんて知ってんのか?!えっっっっ?!ぶっ込み過ぎて恐ろしくなってきた防衛部。楽しい。もうストーリーがめちゃくちゃ楽しい。今までの愚痴ツイ見てると笑えるレベル。防衛部楽しいよお前!防衛部はすごいんだよ!イナイレの円堂くんにでもなったような気持ちで視聴してました。

あと先輩たちの距離がとてつもなく近くて戸惑ってた覚えがあるけど防衛部だからの一言で全てを納得しました。

 

そしてすっっっっごい聞き覚えのある低音ボイス。ず...ずん、ズン、ズンダ、ズンダー様だ...。そして次々と明らかになる新事実。離婚してたのか!子供もいたのか!でもきんちろの心の痛みは癒えないからな...可愛くても...。

 

1期の錦史郎は仲良しの幼馴染みへ向けた思慕ツイートをフォロー2の鍵垢で呟いていたと思ったらそれが公開垢でしかもフォロワー十億くらいの垢にツイート片っ端からリツイートされて通知も届かなかったようなものなんだからな...。

可愛くてもゆるさ...可愛い...。

そして種の違いほんとそれ。ハリネズミとモモンガ...?異種過ぎて追い付かない。

気がついたら別府が変身してイイネ貰って防衛部のHPをジリジリ削っている。てか倒れるときの防衛部のみんなの作画凄すぎる。2期に入ってちょっと1期よりも安定してないと感じてたんだけどパワーここに全部注ぎ込んだ感じ。すごく綺麗でした。

そして大ピンチに追い込まれる。えっなにこれどうすんの?ここから防衛部闘うの無理じゃない?いやもうこれはまさか?出るの?また?生徒会が?

 

出た

 

あっちゃんが心配で戻ってきた錦史郎とそれに何も文句を言わず一緒に帰ってきて、当たり前であるかのように錦史郎の背後に立つ有馬さんと下呂阿古哉。生徒会の絆を感じた。

いやでもさ~コンクエストリング最終回で外れてたじゃん変身できんの?どうなんの?どうなんの?からの久しぶりのポーズ。

 

 

 

コンクエスト!

 

 

もう一生見ることもないと思ってた生徒会の変身、コンクエスト、バンクも新しくなってる、嘘みたい。悲鳴すらあげられず、今確認したら謎のツイートをしてた。下呂阿古哉お前より一層プリキュアになったね...。いやもう興奮しっぱなし。防衛部を守るように立つカエルラアダマス。そういえば1期の最後では熱史が錦史郎を庇ったんだよな...と思い出してとても懐かしい気持ちになりました。今度はカエルラアダマスがバトラヴァを助ける番だね。3人とも頑張ってね。次回がとても楽しみです。

あと別府は地球なんてどうでもいいと言ったけど、強羅あんちゃんが一生懸命守ってきた地球を君たちがそんな風に扱うのは違うんじゃないかなとすこしだけ思った。別府も有基と和解できるといいね。

 

 

 エンディングも終わってとりあえずまず初めに「生きててよかった」と思いました。あとここまで育ててくれた母への感謝。今まで私に関わってくださったみなさんにまずはお礼を言いたかった。フォロワーのみなさんにも。本当にありがとう。ありがとう。生きててよかった。本当に幸せ。ひたすらそれを繰り返していました。

 

そして勢いに任せた謎のポエムツイート。この文に出てくるポエムより酷い。

※カプ名入ってます。注意してください

 

 

 

 

 

 

 長々とここまで横に逸れたり、しっちゃかめっちゃかで書きなぐってきましたが、最後まで読んで下さった皆さん、ありがとうございました。読むの面倒だからとりあえず下までスクロールしてみた皆さんも、ありがとうございます。

途中本当に酷い考えになったりもしたんですが、防衛部という作品を好きでいて、好きでいられてよかった。また動く生徒会が、下呂阿古哉が見られてよかった。本当によかったです。

私にたくさんの幸せを与えてくれた防衛部というアニメには感謝してもしきれません。この感謝は金と円盤という形で返したいと思います。

 

ダラダラと長く、目の滑る文章を読んで頂きありがとうございました。

最終回の感想文っぽくなっていますが防衛部はあと1話残してます!!!!!!!

 

 

来週が!!!!!!!最終回!!!!!